JTC6年目の転職エントリー

JTCキャリアハック

こんにちは。元JTCつらたんです。

この度5年間働いたJTCを退職し、2022年6月より新しい会社で事業企画・開発のポジションで働くことになりました。あまりいないタイプかもしれませんが、実力としては即戦力として期待してもらっていて自分自身もそのつもりですが、経歴としては未経験転職に近い形になります。未経験から事業企画ポジションを目指すJTC各位に参考になればと思いこの記事を書きます。

総論

今回の転職活動の総論です。前職と転職後についてまとめます。

■前職
 職種:財務→経営企画
 年収:780万円(基本給+残業代+賞与)+100万円(家賃補助)
 勤務地:全国転勤、出社+一部リモート
 働き方:フレックス ※コアタイムあり
 業種:製造業


■転職後
 職種:事業企画・開発
 年収:900万円(年俸)
 勤務地:東京、フルリモート
 働き方:フルフレックス
 業種:IT


希望条件はほぼほぼ全てクリアできてよかったです。

転職理由

そもそも30年間この会社で勤め上げる!みたいなことはないんだろうなーと漠然と思っていましたが、下記が今回の転職を決心した決め手となりました。

①会社の求めるキャリアパスと自分のキャリアビジョンのずれ
「事業作りがしたい」と叫び誰よりもアクションを起こしてきたと自負していますが、頑張れば頑張るほど保守的でみんなが思う良い部署に吸い寄せられて行っている感がすごかったです。
もう少し具体的に説明すると、前職のJTCでは新卒はコーポレートと営業を行き来しながらゼネラリストとして幹部候補を目指すというキャリアが求められており、それしか存在しないところでした。また既存事業が強すぎるため、新規事業よりも既存事業に優秀な人材が集められる傾向がありました。

②そもそも企画という機能が存在しない
こちらに書いている通りなのですが、そもそもJTCには企画機能が欠如しているケースが散見されます。前職も例外ではありませんでした。そんな中で正しく企画していっていたつもりだったのですが、頑張れば頑張るほどまた①に書いた通り違う部署に吸い寄せられてしまいました。

残念無念な感じですね。

転職活動期間

2021年3月~4月、期間でいうとちょうど1ヶ月といったところです。

転職活動の軸&条件

いわゆる軸と条件はこんな感じでした。

■軸
・事業の企画から開発まで携われること
・事業ドメインが自由であること
・事業開発手法がリーンスタートアップであること

 →事業作りは仮説検証&再構築のプロセスこそが全てといっても過言ではないと思っていますので、企画だけして終わりというような働き方はしたくありませんでした。また今回の転職では「自分が将来人生をかけて取り組みたい事業テーマを見つける」という裏目標もあったため、様々な事業ドメインに触れられる機会がほしいと思っていました。

■条件
・年収がそんなに下がらないこと
 →未経験転職に近い部分があったため、700万くらいまでは妥協できるかなと思っていましたが、妻の厳しいチェックがあったためそこまで下げるわけにはいきませんでした。

・フルフレックスであること
・フルリモート可であること

 →妻と子とちょっとした時間で散歩に行けたりすると嬉しいなーと思っていました。

またあえて普通は気にしそうなところだけど自分は気にしなかったところも書いておきます。

気にしなかったこと
・会社の安定性

 ここで失敗しても最悪どこかの経営管理ポジションで600万円くらいで雇ってくれるだろうというダウンサイドリスクの想定があったので、会社の持続性や安定性はそこまで気にしていませんでした。

・周囲の人の優秀さ
 よく気にする項目として挙げられますが、自分はやりたいことができれば周りが優秀だろうとそうでなかろうとそんなに気にしないタイプです。

・労働時間の長さ
 長時間労働にはある程度耐えられるのと、没頭すると好きでずっと仕事のことを考えてしまうことがあるくらいなので、残業をどれだけ強いられるかよりもどれだけ没頭できそうかを重視していました。

使ったツール

今回の転職活動で使ったのはビズリーチのみです。他にもいくつかの転職サイトとエージェントを使いましたが、結局数社受けた企業はエージェント・企業スカウト問わず全てビズリーチ経由でした。

現年収600万円以上くらいのJTCの方であればビズリーチだけで十分なのではないかなと思います。

選考に進んだ企業とその結果

今回は短期決戦で、結果的に7社選考に進み2社からオファーをもらいました。(AとかBとかはTwitter)の方とあわせているだけでとくに意味はありません)

■内定
①B社:内定→入社

②D社:内定→辞退
・コンサル
・年収950
→B社と悩みましたが、コンサルはどこまで行ってもコンサルだろうという謎の信念があり、ちゃんとオーナーシップをもって事業と向き合えるB社を選びました。体が2つあるならどちらも入社したかったです。

■途中辞退
③F社:3次合格→辞退
・新規事業開発支援企業
・スタートアップ
・想定オファー年収800万円?
→高く評価してくれましたが、まだまだプレイヤーでいたいという想いから最終の前に辞退しました。5年後また受けるかもしれません。

④C社:2次合格→辞退
・ITメガベンチャー
・想定オファー年収650万円
→最終の前に先方から「方針が変わりミスマッチになってしまうかもしれない、給与もそこまで出せない」と言われ断念。働くイメージも具体的にできていたので残念でした。とても素敵な会社でした。

⑤E社:1次合格→辞退
・ITメガベンチャー
→企画といってもプロモーションに近い企画のポジションだったため辞退しました。

■不合格
⑥A社:最終落ち
・コンサル
・小規模
・想定オファー年収900万円?
→志望度もそれなりに高くオファー出るフラグが立ちまくっていたのですがまさかの最終で落ちてしまいました。今思うと、熱意が足りなかった気がします。

⑦G社:書類落ち
・JTC
→JTCの事業企画ポジションは経歴的に無理だったみたいです。JTCはG社しか受けていなかったので上記企業群とJTCで見られる観点の違いが如実に出た感じがしています。

なぜうまくいったのか

今回、即戦力と未経験の間くらいのチャレンジングな転職活動だったと思いますが、総じてけっこううまくいったと思っています。その理由は、キャリアを寄せることを怠らずに業務ポートフォリオを意識していたからだと思っています。

▽業務ポートフォリオの記事
近いうちに書きます!!!

最後に

最後に前職の周りの反応としてはこんな感じでした。

同期:いよいよだな!頑張って!
先輩:え、まじか!?!?びっくり!!!…応援してるよ!
上司:うお、そうなの?そうきたか…!うん、頑張れ!!

誰からも引き止められなかったのでちょっとへこみました。以上!

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